『防振ゴム』

篠田ゴム製品ラインナップ

天然ゴムの防振ゴム・パッドは様々な機器に使用できます。耐油性、耐候性等をご要望の場合はご相談ください。形状を決めナイフ等で切断して、機器の下に敷くだけで簡単に効果が得られます。

『防振ゴム』
篠田ゴム製品ラインナップ

防振ゴムを敷くだけで機器の振動・騒音を手軽に軽減。

機器の下に敷くだけで簡単に効果が得られます。
表裏で互い違いに筋が入っており、振動を軽減する効果が得られます。
機器の重量、大きさ、脚部面積から必要な広さ、形状を決め、筋に沿ってハサミ、ナイフ等で切断して使用します。

※10mmのみ在庫品としてEPDMをご用意しています。
原反寸法内でのカット・穴あけ加工も承っておりますので、お問い合わせください。

   

防振ゴムとは

防振ゴムは、工作機械やポンプ、空調設備などの機器から発生する振動を吸収し、床や建物の躯体を通じた振動の伝達(固体伝搬)を抑えるためのゴム製品です。機器の下に敷くだけで設置でき、アンカーボルトや接着剤が不要なため、施工の手間を大幅に削減できます。

篠田ゴム株式会社の防振ゴムは、天然ゴム(NR)を主原料とした両面筋入り構造を採用しています。表裏両面に溝(筋)加工を施すことでゴムの変形量が大きくなり、幅広い振動周波数に対して優れた防振・防音効果を発揮します。M型(厚さ8mm・10mm・15mm・20mm)とS型(厚さ10mm)の2タイプ・計5種類をラインナップし、軽量の精密機器から大型プレス機まで多様な用途に対応します。

1948年の創業以来培ってきたゴム加工の技術と知見を活かし、標準品の天然ゴムだけでなく、耐油性が求められる環境向けのNBR(ニトリルゴム)や、屋外設置に適したCR(クロロプレンゴム)など、使用条件に合わせた材質での製作にも対応いたします。

 

仕様

M型防振パット

   
製品番号 寸法(mm) 材質 寸法図
M型8 8t x 300 x 1200 NR M型8 防振ゴム 寸法図
M型10 10t x 300 x 1200 NR M型10 防振ゴム 寸法図
M型15 15t x 300 x 1200 NR M型15 防振ゴム 寸法図
M型20 20t x 300 x 1200 NR M型20 防振ゴム 寸法図

S型防振パット

製品番号 寸法(mm) 材質 寸法図
S型10 10t x 300 x 1200 NR S型10 防振ゴム 寸法図

※ 上記は標準品(天然ゴム・NR製)の仕様です。耐油性(NBR)、耐候性(CR)など使用環境に応じた材質変更も承ります。特注サイズ・厚さについてもお気軽にご相談ください。

 

特徴・多く使用される機器

〇 様々な機器に使用できる両面筋入り防振ゴム。
〇 原反寸法は300㎜×1,200㎜、厚さは8mm、10mm、15mm、20mm。
〇 標準品は天然ゴムを使用しています。
〇 耐油性、耐候性等をご要望の場合はご相談ください。

 
  • 空気清浄機・工作機械類・印刷機械類
  • プレス類・工業用ミシン類・送風機、冷凍機
  • クーリングタワー・エレベータ巻揚機
  • 体育館、スタジオ床下・ボウリング場床下
  • ポンフ類・測定器・計算機・モーター
  • グラインダー・発電機・変圧器
   
防振ゴム 使用例1
 
防振ゴム 使用例2

防振ゴムの仕組みと効果

機器が稼働すると、モーターやコンプレッサーの回転・往復運動によって振動が発生します。この振動は機器の脚部から床面へ伝わり、建物の躯体を通じて隣室や上下階に拡がります(固体伝搬音)。防振ゴムは、ゴムの弾性(バネ特性)と内部損失(粘性)を利用して振動エネルギーを吸収し、床面への伝達を大幅に低減します。

両面に施された溝(筋)加工は、荷重がかかった際にゴムの変形を促進し、パッドのバネ定数を下げる役割を果たします。バネ定数が低いほど固有振動数が低くなり、一般的な機器の運転周波数域(数十Hz以上)に対して効果的な防振性能が得られます。

M型とS型の違い

M型防振パッドは厚さ8mm・10mm・15mm・20mmの4種類を揃え、機器の重量や振動の大きさに応じた選択が可能です。軽量機器から重量物まで、幅広い条件に対応します。

S型防振パッドは厚さ10mmの1種類ですが、M型とは異なる溝形状を採用しています。S型は使用荷重範囲が非常に広く設計されており、荷重の軽重にかかわらず安定した防振効果を発揮するため、設置条件が変動する現場にも適しています。

厚さの選び方の目安

防振ゴムの厚さは、設置する機器の重量と振動の大きさに応じて選定します。以下は一般的な目安です。

8mm:空気清浄機、計測器、精密機器など比較的軽量の機器に。
10mm:小型工作機械、工業用ミシン、小型モーターなど。
15mm:ポンプ、送風機、冷凍機、印刷機械など中型の機器に。
20mm:大型プレス機、発電機、大型コンプレッサーなど重量物に。

より正確な選定には、機器の重量と加振周波数から必要なたわみ量を算出し、面圧から使用面積を求める方法がございます。選定のご相談は篠田ゴムまでお気軽にお問い合わせください。

防振ゴムの設置方法

防振ゴムは、機器の下に敷くだけで効果が得られる簡易施工タイプの防振材です。基本的な設置手順は以下のとおりです。

① 設置面の清掃:埃や油分を除去し、大きな段差がないことを確認します。
② サイズの決定:機器の脚部面積や底面の大きさに合わせて、必要な寸法を決定します。
③ カット:原反(300mm×1,200mm)をハサミやカッターで必要サイズに切断します。
④ 設置・水平確認:機器の下にパッドを配置し、荷重が均等にかかっていることと水平を確認します。
⑤ 必要に応じた調整:重ねて使用する場合は、溝方向を直角に交差させるか、間に2mm程度の鉄板を挟むことで防振効果を高められます。

     

よくあるご質問と回答(FAQ)

   

はい、重ねてご使用いただけます。防振ゴムを重ねる場合は、溝方向を直角に交差させるか、間に2mm程度の鉄板を挟むことで振動を分散させ、より高い防振効果を得ることができます。たわみ量が1枚では許容値を超える場合には、2〜4枚を重ねて使用してください。

設置する機器の重量と振動の大きさに応じてお選びください。一般的な目安として、軽量機器(空気清浄機、計測器など)には8mm、小型工作機械やミシン類には10mm、ポンプ・送風機・印刷機械など中型機器には15mm、大型プレス機や発電機など重量物には20mmをおすすめしています。最適な厚さが分からない場合はお気軽にお問い合わせください。

はい、ハサミやカッターで容易にカットできます。原反サイズは300mm×1,200mmですが、設置面積や機器の脚の大きさに合わせて自由な寸法に切断してご使用いただけます。両面の溝が目安になるため、定規なしでもまっすぐカットしやすい構造です。また、原反寸法内でのカット・穴あけ加工も承っておりますので、ご希望の形状がございましたらお気軽にお問い合わせください。

はい、使用環境に応じた材質での製作が可能です。切削油や潤滑油が飛散する工場では耐油性に優れたNBR(ニトリルゴム)、屋外設置や紫外線・オゾンにさらされる環境ではCR(クロロプレンゴム)やEPDM(エチレンプロピレンゴム)をおすすめしています。なお、EPDM製は10mmのみ在庫品としてご用意しておりますので、短納期での対応も可能です。そのほか、耐熱性が求められる場合など特殊な条件にも対応いたしますので、まずはご相談ください。

M型とS型は表面の溝(筋)パターンが異なります。M型は厚さ8mm・10mm・15mm・20mmの4種類を取り揃えており、幅広い荷重条件に対応します。S型は厚さ10mmの1種類ですが、使用荷重範囲が非常に広く設計されており、荷重の軽重にかかわらず安定した防振効果が得られます。どちらを選ぶべきか迷われる場合はお問い合わせください。

機器の下に敷くだけで設置できます。アンカーボルトや接着剤は原則不要です。設置面を清掃して平滑であることを確認し、機器の脚部や底面に合わせてカットした防振ゴムを配置してください。荷重が均等にかかるよう設置位置を調整し、水平であることを確認するのがポイントです。

はい、防振ゴムは振動の伝達を抑えることで、振動に起因する固体伝搬音(床や壁を通じて伝わる騒音)を軽減する効果があります。工場や建物内の階下・隣室への振動騒音対策として有効です。ただし、機器そのものから空気中に直接放射される音(空気伝搬音)の低減には、別途防音カバーや吸音材などの対策が必要となります。

標準品の天然ゴム(NR)は紫外線やオゾンの影響で経年劣化が進みやすいため、屋外での長期使用にはCR(クロロプレンゴム)やEPDM(エチレンプロピレンゴム)製への材質変更をおすすめします。EPDM製は10mmのみ在庫品をご用意しています。直射日光が当たらない場所や短期間の使用であればNR製でも差し支えありません。屋外の設置環境についてもお気軽にご相談ください。

使用環境(温度、油の有無、紫外線の影響など)により異なりますが、屋内の通常環境で正しく使用した場合、一般的に5〜10年程度ご使用いただけます。ゴム表面にひび割れや硬化が見られた場合は、防振性能が低下している可能性がありますので交換をおすすめします。

はい、1枚(300mm×1,200mm)から承ります。小ロットでの購入から、工場設備の一括導入といった大量発注まで対応可能です。まずはお気軽にお問い合わせください。

防振ゴムの表裏両面に溝(筋)加工を施した構造のことです。溝があることでゴムが荷重に対して変形しやすくなり、バネ定数が下がることで防振性能が向上します。両面に溝があるため、どちらの面を上にして設置しても同じ防振効果が得られます。

一般的に「防振ゴム」は機器の脚部や底面に合わせてカットして使用する比較的小面積の防振材を指し、「防振マット」は床面に広く敷設する大面積の防振シートを指すことが多いですが、明確な区分はなく用途によって使い分けられます。篠田ゴムの防振ゴムは原反300mm×1,200mmで、カットして機器下に設置するタイプです。広い面積への敷設が必要な場合もご相談ください。

 
       

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